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屋根リフォームのタイミングはいつ?費用相場や安く抑えるコツ・補助金を解説

屋根リフォームのタイミングはいつ?費用相場や安く抑えるコツ・補助金を解説

「屋根の色褪せがひどい」「ひびが入ってて心配」など、屋根の劣化を感じたら早めのリフォームを検討しましょう。

少しの劣化でも放置していると雨漏りを引き起こす可能性があり、深刻な事態になるかもしれません。

そこでこの記事では、屋根リフォームの工事や部分修理、屋根材の種類について特徴と費用相場を解説します。

さらに、屋根の劣化サインやリフォームを安く抑えるコツ・補助金についても紹介しているので、タイミングや予算の参考にしてください。

屋根リフォームとは

屋根リフォームとは、屋根の劣化(雨漏り、ひび割れ、色褪せなど)に対応し、建物を保護・美化・長寿命化するために行う工事のことです。

主に「屋根塗装」「カバー工法」「葺き替え」の3種類の工法があり、見た目だけでなく、防水性・断熱性向上、耐震性強化、省エネ効果などにも期待できます。

建物の状態や目的によって適切な工法を選ぶことが重要です。

屋根リフォームの種類と費用相場

まずは、屋根全体をリフォームする代表的な3つの工事について解説します。

それぞれの特徴や費用相場を把握し、リフォームに役立てましょう。

塗装工事

塗装工事とは、屋根材の上に塗料を塗り重ねて保護すること。

防水性・耐久性・美観を回復させたり、向上させたりするメンテナンス工事です。

劣化の原因となる雨風や紫外線から建物を守り、寿命を延ばす目的があります。

ただし、屋根の劣化が軽度な場合のみに行うことができ、カバー工法や葺き替えに比べて費用を抑えられるのが特徴です。

費用相場
※業者によって異なります
20万円〜
※足場費用は別途必要
工期1〜2週間

カバー工法(重ね葺き)

カバー工法(重ね葺き)とは、既存の屋根材を撤去せず、その上から新しい屋根材と防水シートを重ねて施工することです。

アスベスト対策にも有効な工法で、葺き替え工事よりも工期・費用を抑えつつ比較的大規模な修繕を行うことができます。

屋根材が二重になることで、断熱性・遮音性が高まります。

費用相場
※業者によって異なります
80万円〜
※足場費用は別途必要
工期1〜2週間

葺き替え工事

葺き替え(ふきかえ)工事とは、古い屋根材をすべて撤去し、防水シートや下地も新しくしてから、新しい屋根材を設置する大規模なリフォームです。

屋根全体を新しくするため、耐久性・防水性・耐震性が大幅に向上します。

雨漏りをしていたり、屋根材の寿命が過ぎていたりする場合に最適な工事ですが、その一方で塗装工事やカバー工法よりも費用や工期はかかります。

費用相場
※業者によって異なります
100万円〜
※足場費用は別途必要
工期1〜3週間

屋根の部分修理工事の種類と費用相場

築年数が浅い場合や屋根全体として状態を確認したときにそこまで悪くない場合は、部分修理で対応することができます。

主に用いられる5つの工事をみていきましょう。

瓦の補修工事

瓦屋根の部分補修工事は、割れた瓦の交換や漆喰の塗り直し、釘浮きの打ち直しなど、屋根の一部に発生した損傷箇所だけを限定して修理する工事になります。

「費用や工期を抑えたい」「建物を解体する予定が将来的にある」場合に有効な手段ですが、劣化が広範囲なら全面補修が必要です。

また、部分補修工事であっても安全のために、足場設置が必要だと費用が数十万円になることもあるため確認しましょう。

費用相場
※業者によって異なります
1万円〜
※足場費用は別途必要
工期1〜7日

棟板金の修理・交換

屋根の棟板金修理・交換とは、屋根の頂点部分(棟)をカバーする板金が劣化・破損した際に、内部の貫板(ぬきいた)という下地材ごと新しいものに交換する工事のことです。

強風による飛散や内部の腐食が原因で釘が浮いたり、雨漏りが発生する前に予防や修復したりするために行われます。

樹脂製の貫板やステンレスビス、防水処理(シーリング)で耐久性を高めるのが一般的です。

費用相場
※業者によって異なります
5万円〜
※足場費用は別途必要
工期1〜3日

高圧洗浄

屋根の高圧洗浄では、屋根表面のカビ・コケ・ホコリ、劣化した旧塗膜などを洗い流す下地処理を行います。

これにより、新しい塗料の密着性を高め、塗装の仕上がりを良くし、剥がれや劣化を防ぐことが可能です。

専用の機械で高圧の水を噴射するのが一般的ですが、自分で洗浄を試みる場合は水圧に十分注意しましょう。

汚れがひどいからと水圧を上げすぎると、屋根材を傷つけたり、基材を露出させたりする恐れがあります。

適切な水圧選択をすること、安全性を確保することが大切です。

費用相場
※業者によって異なります
1㎡あたり100円〜
※足場費用は別途必要
工期1日

雨漏り対策の部分工事

雨漏り対策は、まず雨漏りの原因を特定することが最も重要です。

ひどい場合は屋根材の葺き替え(防水シート含む)やカバー工法で根本解決する必要があります。

軽度であれば、部分修理工事でも問題ありません。

以下のような工事が検討されることになります。

谷板金の補修・交換谷板金にサビや穴が開いた場合の部分交換
棟板金の交換棟板金が剥がれたり、劣化したりした場合に交換
屋根材の部分葺き替え屋根材の割れ・ズレがある場合に1枚単位で交換
接合部・取り合い部の防水処理接合部・パラペットなどの防水テープやシーリングが劣化している場合に補強・打ち替えを行う
防水シートの補修防水シートが破れたり劣化したりしている場合に新しい防水シートに張り替え
費用相場
※業者によって異なります
5万円〜
※足場費用は別途必要
工期1〜3日

雨どいの修理・交換

雨どいの一部が破損・劣化した場合に、その部分だけを新しい部材に交換したり補修したりする工事があります。

費用とリスクを抑えつつ、排水機能を回復させる方法ですが、全体的な劣化がひどい場合は全面交換が必要になるでしょう。

雨どい本体の割れ、金具の破損、接合部の劣化(水漏れ・騒音の原因)などは部分修理で対応してくれることが多いです。

適切な勾配を保つことで、雨水をスムーズに流し、外壁保護やご近所トラブル防止にもつながります。

高所作業による転落事故を防ぐために、DIYは避けて専門業者へ依頼することをおすすめします。

費用相場
※業者によって異なります
1万円〜
※足場費用は別途必要
工期1〜3日

屋根材の種類と費用相場

屋根材を選ぶときは、予算や耐久性、デザイン、家のスタイル、気候などを考慮して決めます。

ここでは、よく使われる屋根材の特徴や費用を順に紹介します。

スレート瓦

スレート瓦とは、セメントと繊維を混ぜて薄く板状にした人工素材です。

スレート瓦は軽量でお手頃なのが特徴。

デザインも豊富なため人気はありますが、防水性を保つためや劣化によるひび割れを防ぐために定期的に塗装メンテナンス(10年〜15年が目安)は必要です。

初期費用を抑えたい、デザイン重視の人におすすめです。

費用相場
※業者によって異なります
塗装:10万円〜
カバー工法:30万円~
葺き替え:70万円~
※足場費用は別途必要
工期塗装:数日
カバー工法:5日〜
葺き替え:1週間〜

ガルバリウム

ガルバリウムは、アルミニウムと亜鉛の合金でメッキされた金属屋根です。

軽量でありながら、高耐久、錆びにくいというメリットがある一方で、遮音性や断熱性が低いのがデメリットになります。

ただし、最近ではマグネシウムを配合し、錆びにくくしている鋼板の取り扱いも増えているようです。

費用相場
※業者によって異なります
カバー工法:70万円~
葺き替え:80万円~
※足場費用は別途必要
工期カバー工法:4日〜
葺き替え:1週間〜

トタン屋根

トタン屋根とは、薄い鋼板に亜鉛メッキを施した金属屋根です。

比較的お安く、軽量であり、さらに施工が容易なため住宅や工場などでも多く普及しています。

しかし「錆びやすい」「耐久性が低い」「遮音性・断熱性が低い」などのデメリットにより、近年は高性能なガルバリウム鋼板などの屋根材が人気です。

トタン屋根の主な種類は、瓦棒葺き(瓦棒の両側にトタン板を葺いた縦葺きタイプ)・波板(波型に加工されたトタン板)・折板(山折状に加工されたトタン板)です。

それぞれの特徴や現在の屋根の形状と照らし合わせて検討しましょう。

費用相場
※業者によって異なります
塗装:30万円〜
カバー工法:80万円~
葺き替え:100万円~
※足場費用は別途必要
工期塗装:3日〜
カバー工法:3日〜
葺き替え:1週間〜

ステンレス

ステンレスは、鉄・クロム・ニッケルなどの合金でできた屋根材です。

錆びにくい・軽量・高い耐久性(耐用年数50年超)に定評があり、沿岸部や大型施設、ホテルやスタジアムなどでも多く利用されています。

ただし、材料費・加工費が高く、初期費用は高額です。

さらに、加工が難しいため施工できる業者が限られているのもデメリットになるでしょう。

長期的に見ればメンテナンス費用を抑えられるため、コストパフォーマンスに優れていると感じるかもしれません。

ステンレス屋根材を選ぶ際は、長い目で見るか、過酷な環境下で優れた屋根材がいいかで検討してみましょう。

費用相場
※業者によって異なります
カバー工法:150万円~
葺き替え:200万円~
※足場費用は別途必要
工期カバー工法:1週間〜
葺き替え:1週間〜

日本瓦

日本瓦または、和瓦は粘土を原料とした昔ながらの屋根材で、高い耐久性・断熱性・遮音性が特徴です。

長期的なメンテナンス費用を低減できたり、豊富なデザインから選択できたりする一方で、重量により建物への負担が心配されます。

耐震性の確保が必要です。

日本三大瓦と言えば、三州瓦・石州瓦・淡路瓦がありますね。

製法と表面処理、形状それぞれの種類を紹介します。

製法と表面処理の種類特徴
いぶし瓦(無釉薬)いぶし銀のような光沢と深みのある風合い
釉薬瓦(陶器瓦)陶器のような質感、耐水性に優れている
素焼き瓦(無釉薬)粘土本来の温かい風合い
形状の種類特徴
J型(和瓦)自然なカーブ、通気性・保湿性に優れている
F型(平板瓦)平らな形状、防災性・耐久性に優れている
S型(スパニッシュ瓦)大きなカーブ、保湿性・通気性に優れている
費用相場
※業者によって異なります
葺き直し:70万円〜
葺き替え:120万円〜
※足場費用は別途必要
工期葺き直し:数日
葺き替え:1週間〜

セメント瓦

セメント瓦は、セメントと砂を主原料とし、見た目は陶器瓦に似ているのですが、表面がざらついているのが特徴です。

初期費用を抑えることができ、豊富なデザイン・色から選べるのが大きな魅力です。

その一方で、吸水性が高く、紫外線で塗装が劣化しやすいといったデメリットを持ちます。

吸水性が高いと防水性を維持するのに塗装メンテナンスが必要です。

また、塗装が劣化すれば定期的な塗り替えも必須となります。

塗膜の劣化によりひび割れや凍害のリスクを考慮すると、耐用年数に問わず早めの点検をおすすめします。

費用相場
※業者によって異なります
塗装:40万円〜
葺き替え:150万円〜
※足場費用は別途必要
工期カバー工法:6日〜
葺き替え:10日〜

屋根材の下地:防水シート

屋根材の下地となる防水シートは、ルーフィングと呼ばれ、屋根材の隙間から侵入する雨水を遮断する「二次防水」の要になります。

野地板の上に敷いて、湿気や水から野地板を守り、屋根・建物を長持ちさせる重要な役割を担っています。

一般的には、アスファルトルーフィングが使用され、高い耐久性の改質アスファルトルーフィング、高性能な透湿ルーフィングなども人気です。

とくに屋根材を選ばず装着することが可能で、既存屋根の状態や工法(葺き替え、カバー工法)に合わせて選ぶことが大切です。

ルーフィングは、屋根の下にあり、見えないところで支えるまさに縁の下の力持ちです。

屋根・建物を守る施工なのですから信頼できる業者に依頼しましょう。

費用相場
※業者によって異なります
1㎡あたり500円〜
※足場費用は別途必要
工期1〜2日

屋根リフォームのタイミングはいつ?

屋根リフォームのタイミングは、築15〜20年くらいが目安です。

屋根材の耐用年数(スレートは10〜15年で塗装、20〜30年で葺き替え、瓦は20〜30年で葺き直し)ですが、ひび割れやカビ・コケの発生、雨漏りなどの劣化症状が出たときがそのタイミングと言えます。

気候が安定した春・秋の補修工事が理想的ですが、雨漏りが発生した場合は築年数に関わらず早急な対応が必要です。

屋根が劣化しているサイン

築年数・耐用年数に関係なく、以下のような劣化症状(サイン)が見受けられたときは、早急にリフォームを検討しましょう。

色褪せや変色

屋根の色褪せや変色は、紫外線や雨風による塗膜の劣化を示すサインです。

放置していると雨漏りや建物のダメージ、カビ・コケの発生、防水性の低下を引き起こす可能性があるため、早めにメンテナンスをしましょう。

・ツヤがない
・白っぽい
・色ムラがある
・くすんでいる

上記のような変化があった場合は要注意です。

とくに日当たりの良い南向きや西向きは、進行が早いため十分に確認しましょう。

カビ・コケ・藻の発生

屋根にカビ・コケ・藻が発生してしまっているのは、屋根材の防水機能が低下し、水分が滞留しているサインです。

これは塗膜や屋根材の劣化が進んでいる証拠で、放置すると建材の劣化を早めたり、雨漏り・シロアリ発生のリスクを高めたりします。

とくにスレート屋根では顕著に現れ、美観の問題だけでなく、早めの点検・メンテナンスが必要です。

ひび割れや欠け

屋根のひび割れや欠けは、雨水の侵入を招き、雨漏りの原因になります。

経年劣化や紫外線の影響、寒暖差による伸縮、強風、飛来物などによりひび割れ(クラック)たり、角が欠けたりします。

「小さなひびくらい」と思っていたら雨水が侵入し、内部の構造材や断熱材を腐らせ、カビ・シロアリが発生するなど深刻な状態になるかもしれません。

破損が大きかったり、複数箇所に及んだり、さらに雨漏りしている場合は、早急に専門業者に相談しましょう。

塗膜の剥がれ・膨れ

屋根の塗膜の剥がれや膨れは、塗膜の防水機能が失われて、雨水が内部に浸透し屋根材そのものを傷めているとても危険な劣化サインです。

紫外線による密着性の低下、水分(湿気)の侵入、下地処理不足、塗料の不適合などが原因として考えられ、放置すると外壁材の劣化を加速させてしまいます。

建物の寿命を縮めてしまわないよう、専門業者に現状を診断してもらいましょう。

金属部分のサビ・浮き

屋根の金属部分のサビや浮きは、非常にわかりやすい建物の劣化サインです。

金属屋根や棟板金にみられる赤サビ・白サビは、塗装の防水性が切れ、金属が酸化している証拠です。 

サビが進行し、金属部分が薄くなっている場合はかなり危険な状態

放置していると雨漏りや強風時の飛散に直結してしまいます。

軽度の場合は、ケレン(研磨)でサビで落とし、防錆塗料を塗って再塗装で問題ありませんが、重度ですと板金補修、または屋根カバー工法・葺き替えが必要です。

雨漏り

雨漏りは屋根が劣化している重要なサインで、放置していると危険な状態になります。

最悪の場合、大規模修繕が必要になり、費用も工期もかさむことになるでしょう。

・天井のシミ
・壁紙の浮きや剥がれ
・カビの発生
・室内の異臭や湿気
・屋根のひび割れ
・屋根材のズレや浮き
・コーキングの劣化
…など

上記のような不具合を見つけたら、早急に点検と対応が必要です。

屋根の防水機能が低下している証拠を見逃さないようにしましょう!

リフォーム費用を安く抑えるコツ

屋根のリフォームは、部分補修だと数万円で済むかもしれませんが、全体となると高額になります。

しかし放置していると雨漏りの原因になり、住めなくなってしまうかもしれません。

そこで、屋根リフォームの費用を少しでも抑える5つのコツを紹介します。

補助金を活用する

屋根リフォームの内容によっては、住宅の省エネ化を支援する補助金の対象となる可能性があります。

これは国が発足している補助金であり、リフォーム会社や専門業者に申請してもらうため依頼前に相談しましょう。

また、お住まいによっては自治体独自の補助金が用意されていることがあります。

こちらは市区町村の窓口にてご相談ください。

火災保険を活用する

台風や地震、雪などの自然災害による屋根の損傷は、火災保険が適用される場合があります。

ただし、経年劣化によるリフォームは適用外となることが多いため、加入している火災保険の規約を確認してみましょう。

さらに部分的な修理で原状回復までが一般的なので、全体の葺き替えやカバー工法はほぼ適用されません。

複数箇所をまとめてリフォームする

劣化や補修が必要な箇所が複数ある場合は、まとめてリフォームを行うのがおすすめです。

まとめてリフォームすれば、人件費や足場代、諸経費を節約できるからです。

とくに、足場代は常にかかってくるので、まとめると大きなコストダウンになります。

施工期間も短縮できますし、同じ業者に依頼することで手配や調整がスムーズです!

ぜひ一度リフォーム計画を立ててみましょう。

定期的にメンテナンスをする

屋根の劣化やトラブルにはなかなか気づきにくいものです。

不具合が起きてからだと、状態が悪化していたり被害が拡大していたりするかもしれません。

定期的にハウスメーカーに点検を行ってもらい、専門業者に塗装やコーティングなどのメンテナンスをしてもらいましょう。

そうすることで住宅の寿命は長くなり、さらに将来的なコストを抑えることができます。

相見積もりを取る

リフォーム全般に言えることですが、必ず相見積もりを取ってください。

複数のリフォーム業者から見積もりを取って比較することで適正な価格を把握でき、無駄なコストを避けられます

ただし、安いだけで選んではいけません。

サービス内容や保証の有無、実績、費用対効果、コミュニケーションのスムーズさなどしっかり確認して信頼できる業者に依頼しましょう。

屋根リフォームに活用できる補助金

屋根リフォームの費用を抑えるための補助金について紹介します。

それぞれ条件があり、また国の補助金は業者が代理申請を行うため「登録事業者」でなければなりません

「補助金は使えるか」「登録事業か」を確認してからリフォーム依頼しましょう。

長期優良住宅化リフォーム推進事業

長期優良住宅化リフォーム推進事業は、2025年からの継続事業の一つで、既存住宅の性能を向上させるリフォーム(断熱・耐震・長寿命化)に対して補助金が交付される制度です。

屋根リフォームもその対象となる可能性があります。

美観向上(塗装のみ)が目的の場合は、適用外になりますが性能向上工事とセットで実施すると対象になり得ます。

専門業者による現況調査が必須となり、指摘された箇所のリフォーム(屋根の葺き替え、雨漏り補修、断熱リフォーム)を行うことが重要です。

詳細ページはこちら>>>

【2025年】長期優良住宅化リフォーム推進事業の補助金や条件、申請方法を解説

みらいエコ住宅2026事業

2026年から新設された(前年度の名称は子育てグリーン住宅事業支援)みらいエコ住宅2026事業。

新築のGX志向型住宅(注文住宅・分譲住宅・賃貸住宅)やZEH水準の住宅、既存住宅の省エネリフォームが対象になります。

また全世帯が対象で、「最大100万円/戸」の補助金が支給されます。

屋根の「断熱改修」が必須工事または、対象工事として位置づけられており、省エネ性能を向上させる工事が支援の対象になるので以下の概要を参考にしてください。

参考サイト:みらいエコ住宅2026住宅(Me住宅2026)の概要

地方自治体の補助金

屋根リフォームを対象に、お住まいの自治体(市区町村)に独自の補助金・助成金制度が用意されていることがあります。

これはご自身で確認する必要があり、申請もご自身で行います。

自治体の中には、国の補助金制度と併せて利用できる場合があるので、そのあたりも確認しておくと安心でしょう。

市区町村のホームページや担当窓口にて相談してみてください。

参考サイト:地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト

【注意】悪質な屋根リフォームの詐欺手口とは

近年、ニュースでもよく見かける悪質な屋根リフォーム詐欺。

主な手口は、突然の訪問による「点検商法」や消費者の不安を煽る「勧誘方法」です。

屋根の状態は下からでは見えづらく、被害に遭いやすい傾向があります。

突然の訪問でも「無料点検」「近くで工事中」と言われて、せっかくだし見てもらおうと思い屋根に登らせたら最後、業者が自ら屋根を傷つけて修理を促してくるケースです。

修理箇所の写真や動画を見せて、深刻な被害が出ているように見せかけて危険・屋根が腐る・雨漏りするかもと住人の不安を煽るのです。

とくに地震や台風などの自然災害のあとに詐欺が増えるので注意しましょう。

・突然の訪問は断る
・リフォームを検討しても即決しない
・他の業者にも点検をしてもらう
・相見積もりを取る

上記のような対策を取って、不安がある場合は公的機関に相談してください。

まとめ

屋根リフォームは、劣化に対して建物を保護したり、美観を向上したりさらに住宅の寿命を長くする役割があります。

しかし屋根は普段見ることがない箇所なので、「劣化に気づかなかった」「雨漏りがしてすでに被害が拡大していた」なんてことも珍しくありません。

見えない・気づかないことに付け込んで、リフォーム詐欺が横行しています。

住まいを守り、騙されないためにも定期的な点検を行い、メンテナンスを行いましょう。

屋根リフォームは決して安価なものではなく、大規模修繕になると、数百万円にまでおよびます。

将来的なコストを抑えるためにも、点検・メンテナンスはとても重要です。

また、信頼できる専門業者に依頼することも妥協してはいけません。

相見積もりを取り、ただ安いという理由だけで依頼先は決めず、実績や担当者とのコミュニケーション、提案力、補助金の知識(登録事業者かも確認)などから見極めましょう。